暑さも和らぎ始めバイクでの走行中に風を心地よく感じることが多くなった今日この頃。
軽いバイクCB400SSにカメラを取り付けて走りに出かけてきました。
CB400SSから見える風景
カメラの設置位置はハンドルブレースバーでライダー目線よりやや低めになりますが、もともとハンドル位置が高めのバイクなのでゆったり感は伝わりそうです。
正面から見ても、いろいろ付いている感があってメカ好きのバイク乗りにとってはビジュアル的にもイケてます。
車両からの電源は確保していませんが予備のバッテリーを一つだけもって出かけました。
走行風景を撮影するために目指したのは地元の県境近くの山です。
ダム湖の橋を通過する
1本目は、ダム湖の外周にかかる直線道路の橋です。
単気筒特有のエンジン音が走行風でかき消されてしまっていますので、普通に着座位置の高目なバイクからの風景と言ったところでしょう。
焦らず急がずただ景色だけを楽しむ、こんな単調な一般道ならバイクの排気量は400ccで充分です。
単気筒はタイトなコーナーが心地良い
続いてカーブが続く山道です。
少し大きめの道路だと対向車が多いため細い道に入ってみましたが、400ccの単気筒だとこうした道が走っていて心地良く感じられます。
バンクさせ過ぎ(寝かせすぎ)に見えるのは魚眼並の広角で撮影しているせいかと、ワインディングを走るバイク動画あるあるでしょう。
もう少し頑張ると新品タイヤのヒゲとりができそうですが、同時にステップが削れて傷が付いたりと弊害もあります。
なお、このバイクはリヤタイヤのサイズを120にしていますが、純正と同じ110のほうがより軽快にバンクさせれるような印象があります。
純正サイズで細いほうがより軽快に走れて重量も抑えられることでしょう。
小粋な乗り味のバイクCB400SS
今回撮影にした動画はハンドル位置からのものですが、実際のライダーの目線は少し高めです。
近年ではGBが登場したこともあって中型の単気筒も特異なジャンルでもないと思いますが、排気量のわりエンジンがコンパクトなため車体が貧相な印象も否めません。
ですが、走り出してみると多気筒とくらべ若干振動が多い程度(気になるどころか慣れればリズミカル:個人の感じ方によりですが・・)で馬力もトルクもバイクとしては充分です。
とくに今回のように風景を楽しみながらゆったり走りたいときなどは単気筒の乗り味はツボにハマるかもしれません。
景色の良い山を走っていてもスピードを出したくならない、バイクの乗り味は充分楽しめるのに加えて、多気筒には無いゆったりした走りが堪能出来て何も不足は感じない。
400ccの単気筒CB400SSはそんな焦らず飾らずな楽しいだけの走りをライダーにもたらしてくれる小粋なバイクです。
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