観光地に並ぶピカピカに磨きぬかれたバイクと大型連休の不思議

綺麗な新車のバイク

ツーリング先で立ち寄る駐輪スペースで見かける数多くのバイクはどれもピカピカに磨き込まれています。

一方、自分のバイクはと振り返ると申し訳なさを感じてしまいます。

なぜ例外なくピカピカなのか

お盆やGWなどの連休に観光地へ並ぶバイクはどれも例外なくピカピカに磨かれた状態。

そして、これほど数多くのバイクが普段はどこへ保管されているのでしょう。

バイクは盗難対策で道路から目立たない建物の影に置いたり、裕福な方の家ではガレージにあったり、農家の納屋に保管されていたりなのでしょうか。

連休ともなると、普段は見かけない数のバイクがよくもこれほど動き出すものです。

そしてどれもピカピカ。

車は汚れてから洗車するというのが大方の考え方だと思います。

中には車が好きで週に一度は休みの日に必ず洗車という方もいらっしゃるでしょう。

そこで、バイクはというと趣味でツーリングに出る前には必ず洗車がセオリーなのでしょうか。

私を除く他のライダー達にとって暗黙の了解か。

ツーリングとバイク磨きはセットだと考えると、ツーリング先で見るオートバイのどれもがピカピカなのは納得できます。

ここまで常識的にバイクをピカピカにされると、もはや持論を展開する術はありません。

自分もそれに従わざるを得ないことでしょう。

ライダーはバイクの車体で交流する?

この期に及んで少しだけ言わせてもらうなら、バイクという乗り物は外見を誇張する楽しみがあるからでしょう。

一緒にツーリングに行った仲間とマフラーなどカスタムパーツの形を自慢しあったり、または旧車に乗ってれば赤の他人からエンジンの形が特徴的ですよねと話しかけられたり。

そんなときに愛車は綺麗に磨かれていた方がよりライダーは気分が良いし悦に入れることでしょう。

そんなことがバイクを所有することの楽しみの一部で、ツーリング先でのライダー達にとって半ばコミュ手段なのでしょう。

磨くことからメンテナンスが始まる

こうなると常識とか礼儀的に自分もバイクを洗車しメッキパーツを丁寧に磨き上げなければなりません。

そもそも、バイクの整備は磨くことから始まるというライダーの間での俗説があります。(またまたUSO)

特に出かける予定が無くても、たまにエンジンを始動させてやり調子を伺いながら車体を磨く。

車体に手をかけ磨くことで普段気づかないボルトの緩みや樹脂系パーツの劣化が見つかることもあるので、バイクを磨くことは無意味なメンテナンスではありません。

その結果、スポークの緩みなどを確認できた日には、車検場の検査官も人のバイクをハンマーで叩くのではなくウエスで磨いてくれても良いのにとは思ってしまいますが。

少し話がそれましたが、大人にとって自分の好みのアイティムやツールを磨き手入れをする時間というのは、休日の午後を有意義に過ごす手段です。

バイクは少しサイズが大きなモノですが、手に馴染む趣味の道具に似て磨くことで開ける大人の夢と少しの得があることでしょう。

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