CB400SSカスタム履歴

CB400SSのカスタム

CB400SSはもともとカスタムパーツが少なかったバイクで、生産が終了してから年数も経過していることもありカスタムの方向性やスタイルが限られる車種ではあります。

その反面、CB400SSの特徴でもあるノスタルジックなデザインは、そもそも無駄にいじる必要ないことを意味する充分個性的なバイクだと言えるでしょう。

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ノーマルの形状を維持した控えめカスタム

当サイトの主役であるCB400SSは、セルなしタイプの初期型(形式にはⅡがつく)で限定カラーで販売されたモデル。

私より世代の上の方には十分すぎるほど話題性のあるデザイン性を備えているため、その個性を逸脱しない範囲でのカスタムにとどめておくことも大事でしょう。

そして、実際に購入から10年以上たった今でもカスタム箇所は限られ、全体的にはノーマルなスタイルを維持しています。

カスタム箇所

フロントアルミフェンダー、ハンドル、ブレーキマスターシリンダー、ブレーキホース、トライアンフマフラー、リアショック

カスタムの履歴

CB400SSは中古での購入時に完全なノーマル状態で納車されました。

限定モデルで、カスタムマフラーが装着させれていた車両でしたが、マフラーは別に転売されたようで自分のところに来た時にはマフラーだけが錆もクスミもない新品の状態。

NGKパワーケーブル

納車後に最初に変えたパーツはプラグでした。

プラグコードのカスタム

エンジンの始動がキックオンリーに限られていたので、できるだけ始動性を上げたいという理由から点火プラグとプラグコードを変更しています。

ほぼプラシーボ効果かもしれませんが、ノーマルよりは始動性が向上しているのではとの安心感は得られています。

アルミフロントフェンダー

フロントアルミフェンダー

フロントフェンダーは乗り始めてしばらくしてから、オークションサイトで中古品を見つけることができて交換。

少しばかり車体の軽量化になっています。

その後にリアフェンダーも純正ではありますが中古品の錆のないものへ付け替えています。

トライアンフマフラー

マフラーのカスタム

当初ノーマルからスーパーサウンドという個性の強いマフラーへ付け替えていましたが、JMCA対応に拘りたかったので10,000kmほど走行してからキジマ製のトライアンフマフラーに変更。

クラシカルなスタイルを目指したい人が求める形のマフラーですが、CB400SSの場合は見た目重視なら純正マフラーがもっともしっくりしそうです。

アルミハンドル

実際のライダーからの目線

CB400SSの純正ハンドルは幅が広めなため、腕の短い人には両手を広げて風を受けながら走るイメージ。

この純正ハンドルから少しだけ高さのあるアルミハンドルへ変更して両端を短く調整する程度にカットしています。

過去にクルーザータイプのバイクにも乗っていた経験がありますが、アメリカンの場合は一見ハンドル幅が広そうでグリップ部分を内側に絞る形で狭めてあるのが一般的で広いハンドルに違和感がある人にはお勧めのカスタムです。

なお、あまり短くするとスイッチ類の配置が難しくなるり、車検時も後続変更検査を受けることになるので注意が必要です。

ブレーキマスターシリンダー

社外品のブレーキマスターシリンダー

ハンドルやフロントフェンダーをアルミ製に交換したところで、見た目はノーマルな形を維持しているCB400SS。

とくに不満はないものの、どこか一か所だけでもカスタムっぽい目立つ部分があっても良いかなと考えて交換したのがブレーキマスターシリンダーです。

純正のままの状態で一度オーバーホールしているので、機能的にはメンテナンスも交換も必要なかったものの、個性的なワンポイントカスタムということで採用することになった経過があります。

このときに合わせてブレーキホースもメッシュのものに交換。

マスターシリンダーのサイズは純正と同じものを選定したので、メッシュホースを付けているもののブレーキのフィーリング変わらぬままで、ワンポイント見た目カスタムは狙い通りでした。

リザーバータンクが樹脂製になったことで、ここも狙ったわけではなく軽くできています。

リアサスペンション

リアサスのカスタム

この辺は、下手にいじるれば走り心地が変わってしまうので純正が一番のパーツですが、CB400SSでもっともさびやすいパーツの一つがこのリアショックではと疑っています。

納車時にはすでに手を付けられないほど錆が発生していたため、仕方なく中華製のガスショックに入れ替えたという経緯があります。

純正以外で理想的なのはプログレッショブというブランドから、ちょうどサイズが合いそうなブラックのサスペンションが出ていたと思いますが今のところ検証できていません。

この先もノーマルスタイルを維持

ホンダのバイクでCBと言えば旗艦モデルとしての印象が強いですが、そうした意味ではCB400SSは発売当時に世間からは名ばかりCB的な評価が強かった印象です。

そうしたエンジン性能やスペックを除き、CB400SSは従来の他のCB(CB1300、CB400など)と同じく乗りやすいライディングポジションや低速時におけるハンドルの扱いやすさを持っているバイクだと思っています。

今後も、そうしたCB400SSが潜在的に持っている乗りやすさを損ねることなく、バイクらしさの基本を維持したカスタムを継続していきたいと考えています。

年数が経つにつれて、部品の入手が困難になってきていることもあり、汎用部品へ交換という想定外のカスタムも心得ておかなければなりませんが、一般にはそんなことも逆にバイクをいじるうえでの楽しさや刺激になると言えるでしょう。

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