所有しているバイクCB400SSのカスタムポイントといえばハンドル周りになります。
なかでもNISSINの別体型フロントブレーキマスターシリンダーは、いかにも自分でカスタムしましたという雰囲気が漂っていてお気に入りです。
CB400SSのマスターシリンダーサイズ
HONDA_CB400SSの純正マスターシリンダーは以前にオーバーホールした記事を書いていましたがサイズは11mmです。

純正シリンダーに刻印された11の文字
このマスターシリンダーはサイズを誤って選択してしまうと危険だということはカスタムライダーの間で常識とは思います。ブレーキをカスタムしたいときにはバイク屋さんへ相談しましょう。
適合する別体型マスターシリンダーの型番
現在、CB400SSに装着しているブレーキマスターシリンダーはNISSIN製のリザーバータンク別体型ですが、型番は販売元であるDAYTONAが「78593」という番号で商品化しているようです。
CB400SSの他にFTR250、GB250、HORNET250、JADE50、NC700S、NC700X、NC750S/DCT、NC750X/DCT、NS1、VT250スパーダ、VTR250、Vツインマグナ、アフリカツイン650などが適合するようです。
別体型を装着したハンドル
ブラックのボディーにシルバーのレバーを組み合わせたブレーキマスターシリンダーはCB400SSによく似合っています。
替えのレバーは62286
バイクのブレーキレバーは立ちゴケなどでも簡単に折れやすいパーツです。
デイトナから補修用で「6段切り替えシルバー型番62286」が販売されていて交換が可能ですが、CB400SS純正マスターシリンダーに付いていたレバーはブレーキを握っていない状態でもピストンが若干押されるらしく引きずりの原因になるので交換できません。
バンジョーサイズM10×1.25
マスターシリンダーを交換したときバンジョーはそのまま流用してしまっていましたが錆が見えるのでそろそろ交換したいところ。バンジョーのサイズはM10×1.25で指定されています。
ハンドル周りの見た目は大事
正直、マスターシリンダーをDYTONA78593に交換したからといって制動能力に差がでるわけではなくダイヤル式で調整可能なレバーが便利といった程度です。
純正のリザーバータンクの「のぞき窓」が劣化した場合などは、レンズ部分だけの交換が難しいため社外品に交換してしまうという手がありますが視認性がまったくなくならない限りは必要がないカスタムとも言えます。
よくSS乗りのライダーがマスターシリンダーを交換する理由はラジアルタイプのマスターシリンダーを使いたいといったことが目的で、こちらは握り心地や操作性にメリットがあるようですので単気筒CB400SSとは次元が違う話と言えるでしょう。
ただし、78593のように別体型タンクを装備したマスターシリンダーはフルードの量の確認や色による劣化診断が容易であるのは間違ありません。
ブレーキマスターシリンダーは乗り手であるライダーからも常に視野に入る位置にある重要パーツ。
必要かどうかですが、このバイクカスタムしてますといった個性的なアピール度は抜群です。
もともとCB400SSは当時の若者をターゲットにしたファッションバイク的な存在でもあるので、純正のスタイルを損なわないまま、どこかカスタムしたいといった場合には、性能は維持で見た目が変わるマスターシリンダーの交換は効果があるでしょう。
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