日頃から思うことがあってガソリンを常に5Lほど保管しています。
この場で詳しく話すのは遠慮しますが、全国の原発立地県にお住まいの方は考慮された方が良いと思います。災害の時に入手できないのがガソリンです。
保管ガソリンの更新を夏にする理由
ガソリンの膨張率というのはハンパなくて、例えば冬に買ったガソリンを放っておくと金属の容器が膨らんだりします。
逆に夏に専用容器に給油したガソリンは冬に膨らんだり容器を変形させたりする心配がありません。
そんな理由から、保管用ガソリンを新しくするのは夏場と決めていました。
ついつい入れ替えを逃してしまったガソリン
普段プライベートではガソリンを直接触らないので、たまに扱うには少しの緊張感が伴います。そんな緊張感から逃れ続けた結果、長い間放置してしまうことになりました。
季節は巡り巡って2年という放置期間。
1年でも劣化具合が心配なところですが、昨年には一夏過ごしてしまいました。
はたして、このガソリンは使用可能なのでしょうか。
揮発性は問題なさそう
保存期間を考えると少々不安がある燃料ですが、性質的に適正に処分するのが難しい部類の液体ですので、愛車のCB400SSへ使ってしまうことにします。
携行缶からタンクへ移す前に、携行缶へ指を入れてガソリンを触ってみたところ、ガソリン特有の揮発性は残っていそうです(危険物取扱いについての資格は有しています)。
濁りがないようですので一気にタンクへ移します。
こうして、古いガソリンが混合された日のオドメータは29,054kmでした。
もうすぐ3万キロを迎える車体は、投入した燃料の質の他にも各所の消耗具合が気になるところであります。
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