一流のベテランライダーは予報が雨だったら雨合羽を持って出かけるか別な交通手段を選ぶでしょう。とくに目的が通勤だったりすると、こうした判断は当然といえます。
予報が雨なら傘を持ち歩くバイク乗り
バイクで出かけようと予定していた日に、帰りの空模様が芳しくないようなら、その日は車にするなり公共の交通機関を利用する。または最近ではバイク用に格好いいレインスーツなんてのもあるのでそれを持って出かけるかが理想でしょう。
しかし、一部の特別な趣向をもったライダーにとって予報が雨なら傘を持ってでるという選択があり得なくもないと考えます。
もちろん、長く降り続く雨予報ではなく一時的な「にわか雨」が予想される場合のことです。
たとえば、用事を済ませるために街の中の駐輪場にバイクを止めている間に雨が降り出したとします。
そこで準備ができている賢いライダーは合羽を着て帰ることができます。
このとき、そう賢くなかったベテランかも知れないライダーは雨が降ってバイクに乗れないけど、バイクを停めてる駐輪場の近くに以前から行きたかったラーメン屋があるからそこへ行ってみようとかいう考えが浮かんだとしましょう。
そして、こんなときに欲しいのはレインスーツではなくて雨傘です。
そもそも、カッパを着たところで雨の日のは運転のための視認性が劣るので雨天での走行は最終手段です。
そして、合羽を着て雨に打たれながらバイクに乗るよりラーメン食べてる時間の方が苦痛は感じないはず。ここでのラーメンは一つの例で、せっかくだから本屋にでも行くかとなったときも歩くためには傘が必要です。
急に降り出した雨はしばらくすると止む?
この雨が降っている間はバイクに乗らないという余裕をもった考えに至る根拠を、ベテランかも知れない中級ライダーの立場から言わせていただくなら次の一言に限ります。
急に降り出した雨はしばらくすると止む(かもしれない)
逆に空模様から判断しても降り出しそうなところに、「ポツリポツリと弱い雨から始まった雨はなかなかやまない」というのも長いことバイクに乗ってる側としての言い分です。
それでも、予報されている雨がどちらかというと判断が難しくはあります。
初秋に降る雨は、バイク乗りにとって蒸し暑さを伴う雨か冷たい雨なのか降ってみないと判断がつかないのが難点でもあります。
そうした事情からも、雨が降り出したら止むまでバイクに乗らないという同じ考えのバイク乗りの方も実際は珍しくないでしょう。
もし休日など時間に余裕があるなら雨がやむまで帰らないという判断は一応快適な選択肢であって、そうした柔軟な行動ができる安定した生活基盤を築けるよう日頃から心がけたいものだと考えます。