バイクのエアーフィルターは、車と違ってあまり頻繁に交換するイメージがありませんが、中古で納車されてから今年で6年、初年度登録からはなんと15年になります。
3度目の車検を受けるにあたりちょっと掃除したくらいでは排ガス検査の結果が危ういのではと思い交換することにしました。
走行距離は約27000km
フィルターの交換作業を行ったのは車検の日の朝です。メーターを見ると26808km走行距離から考えてもそろそろ限界でしょう。
たまにエアーコンプレッサーで掃除はしてましたが、見るたびに黒ずんでくるので事前に新品のフィルターを準備済みです。
だいぶ使い込んでますし交換後は始動性が良くなるのではと少し期待しながら作業をすることにしました。
新しい純正部品と交換
CB400SSのエアーフィルターには 前期型用と後期型用の2種類があって、今回用意したのは前期のセル無しタイプ用で、後期用に比べて奥行が長くなっています。
新品のエアーフィルター
純正パーツですが、いつまでも入手可能とは限らないでしょうね。
こうして写真に撮ると綺麗な赤い色です。
サイドカバーを外して古いフィルターを外す
エアーフィルターは右側のサイドカバーの中にあって、吸気口は数本のねじで止まっています。
久しぶりに見たらこの汚れですから驚きました。ここまで黒くなったらもう交換ですね。
新旧比較してみると違いが明らか。
新しいエアーフィルターは空気を存分に吸ってくれそうです。
プラグも新しくして始動性を確認
プラグもイリジウムプラグに付け替え、パイロットスクリューを規定値に戻します。
作業が完了しエンジンをかけてみますが、フィルターとプラグの同時交換は明らかに始動性が向上したように感じます。普段は実感しにくい部分なので、たまたまということも考えられますし、しばらく走ると「こんなもんか?」となることもありえます。
今回のフィルター交換ですが 、汚れ具合を見た感じではもう少し早い時期でも良かったでしょう。
初年度登録から10年以上経ち初のエアーフィルター交換でしたが、その後CB400SSは車検にも無事合格し心地よい単気筒サウンドを奏でています。
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