車やバイクの継続検査を受けに陸運局に行くと、車検に来ている車屋さんなど、ほとんどの人が書類をバインダーに挟んで持ち歩いています。
そして、ユーザー車検の受け方にについて詳しく解説しているサイトなどでもバインダーは車検時の欠かすことのできない必須アイテムのように語られることがあるほど重要なもの。
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バイクで検査レーンに書類を持ち込むには
書類をバインダーに挟むことで事務員や検査官との受け渡しやチェックがスムーズに行くので常識的に使用されているバインダーではありますが少々難点がありました。
ただでさえ勝手が分からず戸惑いがちなバイクのユーザー車検ですが、予約の時間に受付などの手続きを済ませてから、いざ検査レーンに入るときに、このバインダーの運搬手段に戸惑ってしまいます。
具体的に説明すると、こういうネックストラップのようなものが欲しくなります。
というかないと場内をバイクで移動するのに不便。
バニアケースなどを装備した大型バイクならこんなときに不自由はなさそうですが、積載機能が皆無なほとんどのバイクでは運ぶ手段がないので予め用意したバッグなどに入れて検査レーンまで移動することになるでしょう。
カウル付きのバイクならフロントカウルの内側にあるメーターとの隙間に入れることも出来そうですが、ネイキッドスタイルやオフロードなどは無理矢理にもバインダーを刺せる場所すらありません。
この問題は、ユーザー車検を経験したことがある人より、車検を受けたことがない人のほうが理解してもらえそうです。
普通に考えると、片手でバイクを運転でもしない限り検査レーンに行くまでバインダーが邪魔になります。
そんなわけで、画像のネックストラップのようなものが用意できれば車検場ですぐに取り出せて検査官にスムーズに書類を渡すことが可能です。
ユーザー車検の不思議
今回のバインダー運搬に係る疑問ですが、車検に来ているバイク屋さんを参考にすれば簡単に解決できそうではあります。
しかし、毎度スムーズに検査に合格できるか気になるのと、自分の予約と同じラウンドに都合良くバイク店の担当者がカウルなしバイクに乗って現れる確率が少ないため、なかなかチェック出来ないのが実際のところ。
わきの下に挟んでバイクに乗る。ニーグリップがてらヒザとタンクの間に挟むなどでしょうか。
バイク屋さんはトラックにバイクを積んで車検場に来るのでヘルメットは持たず、他の荷物が邪魔になるようなこともなく涼しい顔をして受験しているのが日常な模様です。
ちなみに、このヘルメットは検査場でかぶっていると検査官の話が聞き取れないので「かぶらなくて良い」というより被らないほうが無難です。
そんな事情から、外のベンチに無造作にヘルメットを置いたまま車検を受けているライダーもいたりと、バイクのユーザー車検は以外に謎なこと、不思議に思うことに出くわします。
一度、本番前に見学に行こうかと本気で考えたりしますが、このバイク故の得意な状況を鑑みれば、あながち無駄なことでもないでしょう。
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