ホンダの空冷単気筒バイクCB400SSのオイル交換の様子です。
このバイクはエンジンオイルの潤滑にドライサンプ方式を採用していて、交換の際にはドレンパンとオイルタンクの2か所からオイルを排出しなければなりません。
注ぎ口もサイドカバーの中に隠れていたりと一般的な車両に比べ特徴的です。
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準備するもの
交換作業に必要なものは次の通りです
- エンジンオイル
- 廃油処理パック等
- ドレンパッキン
- 工具(12mmのスパナなど)
- ウェス・パーツクリーナーなどの消耗品
オイル交換の手順
手間が一つ多いだけで普通のオイル交換と同じで簡単です。ただオイルを抜く場所は覚えておかないと迷います。
ドレンパンからオイルを抜く
これはウエットサンプのエンジンと要領が同じです。
オイルタンクからオイルを抜く
エンジン下のボルトが3つ横に並んでいるところの真ん中がオイル排出用のドレンプラグになります。
ここからも抜きます。
オイルフィラーキャップを緩める
オイルの注入口は右サイドカバーの中に隠れています。オイルが抜けやすいように最初から開けておきたいところですが、ごみが入るのを避けたいので先に緩めておいてオイルの排出がある程度済んでから最終段階で開けました。
オイルフィルターも交換
オイルフィルターもエンジンの右側になります。フィルターまで交換した場合のオイル量は1.8Lです(単気筒エンジンは少なくてありがたい)。
ドレンプラグをもとに戻す
パッキン(ドレンワッシャー)を新しいものと交換し、ボルトをもとに戻します。
エンジンオイルを注入する
規定量を計ったオイルをゆっくり注入します。
バイクのオイル交換で漏斗(じょうご)の代用品として使えるもの
交換作業が終了したら試運転と確認
最後に注入口のキャップを閉め数分暖機運転をしてからゲージでオイル量の確認をします。
CB400SSの場合、オイル量を確認してもなかなか丁度良いレベルにならないことが多いので、平らな場所でしっかり抜ききって入れる量もちゃんと計れば安心のようです。
次回のオイル交換のために、オドメーターは忘れずにチェックしておきましょう。
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