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バイクに乗る人がつい空ぶかしをしちゃうワケ

バイクのスロットル

必用がない過度の「空ぶかし」は迷惑な行為にあたり環境へも悪い影響を与えてしまいます。

そんなモラルが定着している昨今では、バイクに限らずエンジンの空ぶかしは良くない行為で理由なく気軽にできないものになっています。

バイクはエンジンを操る乗り物

バイクの基本構造は極めて単純なもので、車と違って前輪で駆動したりエンジンが車体の後ろに付いたりすることがなく、形としてはエンジンにタイヤがついているだけという認識でも間違ってなさそうです。

後ろから見たCB400SSのスタイル

そして、バイク乗りが車種を選ぶ際にもっとも重視するのがエンジン形式やその排気量ではないでしょうか。

もちろん、人によってはスタイルや車重など別な要素を評価ポイントにする方も少なくはないと思いますが、どんなエンジンを積んでいるかは無視できない部分でしょう。

よく四輪のレーシングカーなどに親しむ人の間で使われるエキゾーストノート(exhaust note)なんて用語があります。これは、エンジンの排気音を特別なものとして車体の評価やレース観戦を楽しむ指標の一つになっているようです。

ことバイクにとっては、エンジンの排気音はそれを好むか好まないか以前に、とても気になるものであるのは間違いないと思います。

車体を安定して走行させるためにも、自分が跨がって走るバイクのエンジンのフィーリングがどんなものか知っておくことは重要なことでもあります。

実際にも、性能第一だったりエンジン音が好きだからこのバイクに乗っているというケースも珍しくはないでしょう。

エンジンの不調が走行性に影響する

バイクの排気

クルマの場合、公道を走行中にトラブルにより突然エンジンが止まることがあっても車体は安定したままですが、これがバイクだとバランスを崩してしまうことにもなりかねません。

また、MT車が主流なバイクでは走り出す前にエンジンのレスポンスや回転数による特性など。初めて乗るバイクなら具体的にどの回転域が常用しやすく、どこまで回したら不快な振動が生じたり音が耳障りだったりするのかを予め確認しておきたいところです。

逆に考えても、乗り手としてはクルマの車内スペースと違い音を遮る手段がない分、エンジンの心地よい回転域はチェックしておきたい部分でもあるでしょう。

ただし、そうした理屈を並べたところでバイクの「空ぶかし」はバイクに乗らない人から見れば不快なのは否めません。それでも排気音そのものを堪能したいために停車時にスロットルを開ける行為が少なくないといったところでしょう。

そして、もっとも良くないのは大声で叫びたい自分の気持ちを代弁させるかのうような爆音まき散らしてしまうタイプの乗り方でしょう。

FIの現行車なら空ぶかしは不要?

バイクの現行モデルのほとんどは燃料供給装置にFIを装備していて、エンジンの始動から走行後に停止させるまで回転は安定していて、ほぼクルマと同じ扱いで何か特別なことを意識する必用はないのではと思います。

そして、今時のバイクなら不快な回転域ということすら意味が当てはまらないかもしれません。

ただ、AT車が主流の4輪と比べバイクのMT車だとエンジン始動直後でも走り出した後でもクラッチ握ってればいつでも空ぶかしはできてしまいます。

この感覚は、スポーツタイプのクルマをマニュアル設定で選ぶ人でも同じではないでしょうか。クルマをMTで乗る人なら始動時にある程度回転数が落ち着いたら、走り出す前にアクセルを踏み込んだときのレスポンスくらいはチェックするかもしれません。

意に反する急発進を避けるため、走り出す前にエンジンの挙動みたいなのは感覚的にとらえておきたい。これが「空ぶかし」に対する唯一の言い訳かなといったところでしょう。

しかし、それをもって空ぶかしを肯定するのは時代の流れにも反していそうです。

空ぶかしなど全くしなくても乗り物としての用は足せるでしょうから。

でもアレですよね、要不要を別として空ぶかしを全くしないライダーは、出そうなクシャミを永遠と我慢し続けているのに似てそうです。

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