車やバイクでは走行によりバッテリーを充電できる電荷に対して乗らない間に放電される量の方が多くなるならバッテリーを外して車両を保管したほうがいいという話を聞いたことがあります。
特に積雪のある地方に住んでいると冬の間はバイクに乗らない期間が長くなるのでバッテリーを長持ちさせるという意味でも外してしまったほうが良さそうです。
バッテリーを外すことへの抵抗感
バイクのバッテリーを外してしまうことについては、暖かい季節になってから再びバッテリーを接続するのが面倒に感じてしまうことがあります。
車種によってはマイナス端子だけ外しておくという簡単な方法ができないモデルもあることでしょう。
そして、冬本番を迎えるまでは「まだまだ乗れるつもり」が気が付いたら寒さで外にでるのも億劫になってしまうことも。
実際にも、冬だからバッテリーを外して保管したというバイク乗りの話は私自身はあまり聞いたことがなく。広い物置の奥にでもしまい込まない限りどんなに冬が寒くても一度くらいはエンジンをかけるのが真のバイク好きなのではと思ったりします。
キックでエンジンが始動可能なら都合がいい
そんなことで、自分のCB400SSは長年冬でもバッテリーを外さずに通してきましたが今年に限っては11月にバッテリーが弱って灯火類が暗くなっている症状が確認できました。
冬の間は明らかに乗車の回数は減るのでバッテリーの劣化は進むばかり、かといってバッテリーを新品に買い換えるのも春先が良く今の時期ではタイミングが悪すぎます。
ということで、今回は潔くバッテリーを外して冬を越すことに決めました。納車から12年経ってますが冬の始まりである12月中にバッテリーを外すのは初めてです。
実は、今年の年明けくらいにも降った雪がいつまでも溶けずにバッテリーを外していたことがあり、春を迎えるまでは乗るときはバッテリーを繋がないままで走らせていました。
本来はバッテリーレスを想定していないモデルなので、車体には良くないと思われますが今のところ故障などは見られません。
コンデンサくらい繋いでみても良さそうですが、コンデンサを入れる目的や効果が今一つ理解できていないため導入には踏み切れないといったところ。
その辺は追々といった感じで、とりあえずはこの時期に新鮮なガソリンだけは入れておくことにしました。
冬は身にしみる寒さで気持ち的な熱量も奪われてしまわないよう、その対策も忘れないように心がけたいものです。
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