先日、エイプの走行中にペットボトルが落下しました。
バイクネタでペットボトルって・・?、画像を見ていただければ「ははぁ~ん」と納得していただけるかと思います。
走行中にパワーフィルターが破損
先日、外出先からの帰宅途中「カラカラ」という聞きなれない音が聞こえてきて、後ろを走る車の荷台で荷物が揺れる音かなと思っていました。
しばらく走り続けていると、どうやら自分が乗っているエイプから音がしていることに気づきます。
バイクを安全なところに停め、音が出ていたであたりを見てみると、パワーフィルタの先が本体から外れて、合わせて雨除け用のカバーとして着けていたペットボトルの底もスイングアームの上に横たわっていました。
外れたのはパワーフィルターの頭にある蓋の役目みたいな部分で、ここが外れていたということはエンジンにとってフィルターを介さない必要以上に新鮮な空気が導入されていたことになります。
あわやシリンダーに害ありかということになります。
ペットボトル製カバーは撤去
一緒に外れてしまった雨よけ用ペットボトルカバーは別のものに交換とかではなく撤去することにしました。
もう雨の日は乗らない、途中で雨が降ったらあきらめるといったスタイルで運用。
いくらカバーを工夫したところで土砂降りにあってしまえば効果は薄いのでメンテのし易さを優先します。
キャブとフィルターの間に着けていたこの黒いモノ。実はマフラー用のジョイントパーツとして販売されていたものでキャブとフィルターを繋ぐのにサイズがピッタリだったのですが、ひどく劣化がしているようで、損傷部分からも2次エアーを吸っていた模様。
余計な場所からエアーの吸い込みがあればアフターファイヤを起こしてわかるかと思っていたら全く気づきませんでした。
こちらは同じものを探して購入するより代用品を探したほうが早そうです。
外していた遮蔽板(アルミ製のプレート)を復旧
復旧の段取りをする間、先に直しておかなければならない部分がありました。
このエイプの画像には足りないものが多すぎます。
前オーナーのカスタムなので詳しくは不明ですが、ボアアップに伴いエアクリーナーボックスを外した際に泥や雨水除けの目的で遮蔽板の役目をするアルミプレートがつけられた経過があったようです。
この遮蔽板がタイラップ止めになっていて、3~5年に1度程度に劣化した結束バンドを交換しなければなりません。
ここ最近は、エアバルブの交換や直流電源の設置などに夢中になっていたのでタイラップ止めが利かなくなった遮蔽板は取ったまま走り回っていました。
さすがに急な雨には無防備で、フィルターや電装系を含めほかの装備にも影響しそうなので復旧させておくことにします。
特にパワーフィルターに直接の雨除けを施さないとなると雨水や跳ね返りの泥水対策は必須なことでしょう。
雨が降ったら走れないバイク
パワーフィルターも周りがケースでおおわれているタイプだと雨に耐えられそうな感じがしますが、自分の経験上からは土砂降りになれば気休め程度にしかなりません。
我がエイプでは、一度雨に濡れてしまうと小さなカバーが逆に吸い込みの妨げになるのではと考えて、窮屈なカバーは外してペットボトルで対応していたというわけです。
ペットボトルにしたら雨でも大丈夫というわけでは全くありませんが、雨降りのあとにできるだけ早く回復させるには通気性が良いにこしたことはないでしょう。
一番いいのは天気に気を配って雨の日くらいは車でお出かけするのがベストなのかもしれません。
その辺の考えが定まったところで、フィルターの復旧方法に知恵を絞り早めに走行可能な状態へ復活させたいところです。
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