少し前に取り上げていたユーザー車検でのこと、車検切れのバイクを動かすために市役所で仮ナンバーを申請したら、普通車と同じサイズの仮ナンバーになるとの説明を受けました。
何年か前に申請したときは、バイク用の大きさがピッタリな仮ナンバーがあったのですが、他に使う人が何人かいて使用中なのか、他の事情なのか今回は車用の物しか借りれないようでした。
ナンバープレートのサイズを合わせる専用金具(ステー)
仮ナンバーを申請した際に車用のサイズを渡されるというのは、ほかの市区町村でも特に珍しいことではない様子。その場合はバイクでの運用は各々で工夫して取り付けることになるようです。
今回、窓口で併せて説明されたのが、「ご希望であればバイクに付ける専用の金具も一緒にお貸しできます」との話。
取付穴の位置がずれるので、バイクに付けれるようになる金具も借りれるらしく、これはあったほうが便利と思い貸してもらうことにしました。
画像の物が借りることができた取り付け金具です。微妙に折り曲げ加工をされた黒い金属板2枚とボルト・ナットがそれぞれ2つ入っています。
金具を使った取付状況
借りてきた金具(取付けステー)を使って仮ナンバーをバイクに取り付けるとこんな感じになります。
なんと大きなナンバーに隠れてリフレクターが見えなくなってしまいました。
車検時に、いったんナンバー外してリフレクターを見せなくてはならないかと心配しましたが、確認されたのは通常付けているナンバープレート(持参した)のほうだけでした。
バイク用のものと大きさを比較
車検を無事に済ませてきたところで、このナンバープレートの大きさの違いがいかほどなのか重ねてみることにしました。
車用のものは倍とまではいかないものの結構な大きさです。横幅は約320mmありました。
よく見るとプレートの左端からボルトの取付穴までの位置はさほど違いはなさそうです。
車用の仮ナンバーがそのまま使えない原因である左右の取付穴の間隔は約205mm。ここはバイク用だと約120mmと狭くなっています。
この違いを埋めるためにボルト留めは片方だけにして、もう片方は針金かなんかで工夫して取付けたとか聞いたことがありますが臨時の運行とはいえ落下を防ぐためにも取付けは堅牢にすませる必要があるでしょう。
今回お借りできた専用金具は、全く同じ形の商品が見つけることができませんでしたが他のメーカーからは同じ用途に使える仮ナンバー用のものが販売されているようです。
個人だと、使う機会も少ないものですし、わざわざ購入してまで揃えるものではないかもしれませんが、こんな専用品があるんだなと参考にできる面白い機会でした。
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