原付バイク【エイプ】のヘッドライトのバルブが切れたときの交換記録です。
当記録はキャブ車のAC16についてのもので他のエイプも同様かはわかりません。
切れたのは、下側というか通常点灯させているほうでハイビームは普通に点灯できたのですが、これでは対向車へまぶしい思いをさせてしまうので良くありません。
バルブが切れたので交換すれば良いだけの話ですが、まずバイクのヘッドライトに使用するバルブといっても種類も多いことでしょうし少し面倒に感じたのが正直なところでした。
新品のバルブはホームセンターで入手可能
バイクのヘッドライトの電球を交換するなど初めてですので、まずバルブの調達が容易なものなのか気になるところです。
あまり特殊なものだとバイク屋にお世話になるとか、ネットで注文するなどしなければなりません。
とりあえず、切れたバルブを外してホームセンターへ行ってみることにしましたが、店頭へちゃんと並んでいるではありませんか。
購入したのは「小糸製作所」(KOITO)から出ている10V30/30Wで型番は5-54というもので二輪専用電球と書いてあります。値段は千円前後でしたがモノが二輪専用だからか電球のくせに高いですね。
HONDAエイプのバルブ交換作業
![ライト左右両脇のネジを外す](https://bike.danman.jp/wp-content/uploads/2017/09/DSC_1012.jpg)
ヘッドライトの下にある2本のネジを外します。
![上部にツメがある](https://bike.danman.jp/wp-content/uploads/2017/09/DSC_1011.jpg)
上部に爪があるので下側から引くとレンズ部分が取れます。
![配線コネクタを外す](https://bike.danman.jp/wp-content/uploads/2017/09/DSC_1010.jpg)
配線が繋がっているコネクタをはずしてバルブが付いたレンズ部分を車体から外します。
![透明の樹脂部品を外す](https://bike.danman.jp/wp-content/uploads/2017/09/DSC_1009.jpg)
バルブを支えているこの透明な樹脂部品を押し回して取ります。
![古いバルブが残っているところ](https://bike.danman.jp/wp-content/uploads/2017/09/DSC_1008-1.jpg)
これでバルブが取り出せる状態になりますがよく見るとロービーム、ハイビームの向きを合わせられるよう凹凸があります。
![バルブが入ってないところ](https://bike.danman.jp/wp-content/uploads/2017/09/DSC_1007.jpg)
バルブを取り出したところ。両脇にあるのがライトについていた2本のネジです
![KOITO5-54](https://bike.danman.jp/wp-content/uploads/2017/09/DSC_1006.jpg)
右の黒いのが古いバルブ
新しく準備したバルブと切れてしまった黒ずんでいる古いバルブです。
取り外した手順とは逆に新しいバルブを組み込み元に戻しますが、特に難しい工程はありません。
それより、このエイプはキャブ車なのでライトの点灯確認はキックでエンジンをかける必要があります。たまにセルスイッチが恋しくなるときがあるんですよね。
光軸(高さ)の調整が必要な場合がある
点灯を確認できれば、ほぼ問題ないように思えますがバルブを交換後に初めての夜間の際に少し違和感を感じました。
ロービーム、ハイビームともに少し上向き気味かなという印象を受けるのです。
これは上下の微調整で済むのでライトステーのネジを少しだけ緩めて角度を気持ち下げて調整してみました。
四輪車でハロゲンランプに交換した後にやたら眩しい車を見かけますが、そういう車はバルブ交換後に光軸調整をしてないんでしょうね(どうせ車検は車屋に預けるのかな)。
毎日乗る車両なら今回のように光軸の変化に気が付くはずですし、こういった中途半端なDIYで眩しいバルブは付けてほしくないと思ったところです。
そして、今回のバルブ交換でわかったのがAC16エイプのヘッドライトバルブはホームセンターのものが使えたということでした。
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