バイクにはハザードランプが付いている車種と付いてない車種があります。
大排気量車には装備されていることが多いようで、過去に私が所有していた大型バイクにもオプション品で装着されていました。
このハザードランプは、路肩に停車するときに点滅させたり後続車への合図に使用するなど、あれば何かと便利な装置であることは間違いないでしょう。
セルなしのCB400SSこそハザードランプが欲しい
CB400SSには装備されていませんが、このバイクに乗るようになってから「ハザードランプがあれば便利なのに」と感じる場面が多く。特に信号待ちで不意にエンストしてしまったときにセルスタータの無いキックスタートの車種では冷や汗をかく場面も少なくありません。
特に夏の猛暑日は空冷エンジンにとっては過酷な環境であり、キャブ周りのメンテナンスをマメに実施していても交差点でのエンストが避けられなかったりします。
しかもそんな時に限ってキック一発とはいかずに何度もキックアームをけり下ろすなんてこともあります。
こんな時、後続車が即座にエンストの事態を把握してくれれば安心なのですが、見た目だけでは前のバイクがなぜ走り出さないのか分かりづらいことでしょう。
こんな時、冷静にキックしまくるためにもハザードランプは必需品と言えます。
しかも、空冷単気筒の大御所であるヤマハのSRには当たり前に付いてるって話です(ちぇっ!)。
ハザードランプの後付け
そんなわけで、我がCB400SSにもハザードランプを装着させることにしました。
用意したのは、デイトナ(DIYTONA)のウインカーリレー【70195】(現行品は型番が異なるかもしれません)です。
本体の他にホンダ車の9ピンカプラー用ハーネス【69637】が必要だったのと、スイッチにはシーソースイッチ【19172】を用意しました。
ウインカーリレーの場所
純正のウインカーリレーは左サイドカバーの中にあるので、それをハザード対応のものへ交換します。
取り外した純正ウインカーリレーはまだ使えるので、故障の時のため保管しておこうと考えてますが、たぶん使わないでしょうね。
ウインカーへの配線接続
ランプ側への配線接続はシート下で行うようになります。
ホンダのバイクで使われるギボシ端子とはサイズが微妙に異なり調整が必要でした。
スイッチ用配線
スイッチの配線はタンクを外して作業しました。後にメンテナンスしやすいように端子をハンドル側へ延長させています。
振動で擦れないようビニールテープで保護してからタイラップで固定してます。
ハンドルへスイッチを取付け
スイッチ側の端子とはヘッドライトの裏あたりで接続します。防水する必要があるのでライトの中に入れられるとベストなんですがキツキツなので諦めてビニールテープを巻いてます。
ハザードランプ設置後の使用感
本来ならば、ハザードランプは使用する機会が少なくて良い装備と考えられますが、すでに何度か使用し役立っています。
そして、愛車の装備充実という意味での満足感というのが以外にも大きかったです。
オリジナルなカスタムができたので所有する喜びも増しました。
車であれば、ハザードスイッチは重要な保安部品でもありますし、何より安心感が得られたというのが一番の実感です。
なお、今回のリレー交換でポジションランプは機能できなくなりましたが、車検には合格できているので問題はなさそうです。念のためスイッチには例の三角マークを書き入れています。
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