バイク用のパーツや関連品も純正やその他のメーカーから販売されている専用のものが扱いやすいですが、旧車などでは適合品が入手難となっていることが少なくありません。
最近では、バイク用のレインウェアや装着品にワークマンなどのブランド商品を使う方が多いとか聞きますが、「これバイクに使えるかも」とひらめいた瞬間など結構ワクワクするものです。
シートの張替えに使ってみた汎用合皮
CB400SSのシートがボロボロになってしまったので、春先に汎用品の合皮シートを使い張り替えていましたが今シーズン(半年以上)をなんとか乗り切ってくれバイクでの使用に耐えてくれました。
純正品と同じ程の耐用度は期待できないかもしれませんが、せめて2~3年ほど持ってもらえたらと期待しています。
また、バイク専用じゃないとブレーキング時に滑ったり乗り心地に影響するのではと心配しましたが今のところは違和感なく乗れています。
自転車用のグリップエンド
これは、自転車のドロップハンドルにテープを巻いたあとテープの先端をハンドルのパイプに入れ、その上から押し込んでキャップにするやつだったかと記憶しています。
このハンドルのキャップが、原付(エイプ)に取り付けたアルミハンドル用のグリップエンドとして使えています。
アルミハンドルはスチール製の純正品にくらべ肉厚があるので、適合品を選定するのが難しくモノによっては原付バイクに不相応になってしまうもの。
たまたま自転車用に使わずに持っていたものを当ててみたらピッタリでした。
バイクに使っても振動で外れることもなく見た目も自然で自転車用だと気づく人もいません。
フィルターの接続に塩ビ管
エイプのパワーフィルターとキャブを接続している塩ビ管(エルボ)も長いこと継続して使用しています。
バイクに詳しい人でなければ設備配管用の専門外部品だとは気づくことがなさそうです。
こちらはペットボトルとの合わせ技でしたが便利すぎてしばらくやめられそうにありません。
ハンドルに装備した腕時計
バイク用のウェアは袖丈が長いものが多く手にはグローブをはめたりするので時間の確認がしづらいのが難点。
これこそ専用品を使えば見やすいものがありそうです。
ですが、ここは冷静になって何とかハンドルに普通の時計を取り付けできないかと工夫してみたものです。
GB350など最近のバイクのメーターには最初から時計表示があるようで羨ましいです。
工具として使えた高ナット
CB400SSでフロントフォークのオーバーホールをするとき、インナーチューブのキャップを外すのにサイズが合う高ナットが使えます。
これは、もう定番なのでしょうか。考えてみると、あのキャップ(チューブのトップにあるボルト)を外す大きなレンチがあってもそれを個人持っている人がいるとはとても思えません。
普段は使い道がない高ナットですが手放すことなく工具箱の中にひっそりと眠っています。
今回ここで取り上げたものの幾つかは以前にもご紹介させていただいていたものです。
他の趣味などで使う道具も専用品を使うと便利なものがいろいろありまが、このように身近なものを代用品として利用することでバイクへの愛着が増したり思い入れが深まったりすることでしょう。
冬場など、主に北日本やそれ以外でも内陸に在住の方などはバイクに乗る機会が少なくなる季節ですが、その分手入れはし放題です。
乗れない日もバイクに使える優れものを発掘できたらそれも楽しい時間ではないでしょうか。
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