普段はバイクに乗っててサスがどうのこうのと、ウンチクじみた話はしたことがないんですが、なんかふにゃふにゃするなーと思いはじめて1年後くらいに底突きを体験し、こりゃなんとかしなきゃと思いメンテナンスを決断しました。
作業時の走行距離10,967km。
フロントフォークの取り外し
頻繁に必要なメンテナンスではないので手元にない工具は周りのもので代用します
左右のステップにリジトラックを置いて、エンジン下はジャッキ代わりに割れたバケツ使っちゃってます(他に使えるものがありませんでした)。
フロントフォークを両方外外すとフロントが軽いのでバケツは不要になります。
スプリングは密巻き側が下に入っていたようです。
インナーの錆がかなり目立ちます。
これ以降は屋内作業に移ります。
インナーとアウターに分解
インナーチューブを外した状態ですが実はかなり苦労しました。
見事にボルトの頭を見事にナメました。詳細は別記事にする予定です。
構成パーツを並べてみる
こうして並べてみると結構な部品数ですね。インナーの普段隠れている部分はピカピカ。
シールとワッシャーは新品に交換です。
使用するオイルはカワサキのG15
規定のオイルの量は174cc(±2.5)
油面レベル131mmです。
きれいな色ですね。
油面調整など難しい話は今回は無しです。街乗りライダーには無縁なものと思います。
トップボルトには錆が発生
こういった部分の錆は普段は気が付かないものですね。
シールはかなり痛んでいたので水分が浸入してたのかもしれません。
整備後の走りは
オーバーホール後の走りはかなり良くなりました。作業前に気になっていたブレーキングのときにフロントが沈む症状が改善されています。
「ふにゃふにゃ」しないと言うか、楽しく走れますてしっかり止まれます。
原付きですので、あまり気にはならないところですが、コーナーリングにも影響はあるんでしょうね。
このように整備後のメリットはあったのですが、作業の難易度的は結構なものなので次のメンテナンスはオイル交換のみでも良いかなと思っているところです。
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