エイプ50(ボアアップ済みキャブ車)のハンドルに念願のUSB電源ソケットを取り付けました。
直流への変換コネクタの作成から既に1年が経ち、重い腰を上げての作業再開です。
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市販のUSBソケット取り付け
今回、エイプのハンドルに取り付けたのはデイトナ製の市販品です。
電源は作ってあるので、この製品の配線作業がメインです。
ハンドルへのソケット取り付け
Amazon:デイトナ バイク用 USB電源 5V/2.1A バッテリー接続 常時通電 USB-A 1ポート 93039
まずは、いきなりハンドルへのソケット設置にかかります。
本来の手順は分かりませんが末端から作業を行って最終的に安全を確認してから電源に接続した方が間違いない?かと。
ソケットを固定がすんだら、ハンドルを左右に動かしケーブルの長さを調整してタンク下のフレームに固定箇所を設けました。
ハンドルの右側への設置だったので、ちょうどスロットルワイヤーに添う形で電源コネクタまで配線しています。
変圧ユニットの設置
※当記事では画像の数など情報量の調整のためタンク取り外しの行程は省略しています。
使用したUSBソケットのケーブルに付いてる黒い物は12Vから5Vへの変圧ユニットかと思われます。
このトランスは、タンク後方のフレームへテープと結束バンドを使い固定しました。
付属ハーネスの加工
この手の汎用品に共通することですが、コネクタ本体側のケーブルは十分に余裕を持った長さになっていて小さい車両のエイプでは、付属のヒューズ入り電源ハーネスを使わなくても用意した直流電源に届いてしまいます。
本体ケーブルのコネクタを付け替えてDC12Vのコネクタへ直接接続も可能な長さですが、付属の電源ハーネスにはヒューズが付属しています。
電源の作成時にヒューズを省略していたので、このヒューズは是非使いたいところ。
長すぎる付属電源ハーネスを短くカットして12Vへ直接つなげられるようにコネクタも設置しいました。(注意:返品不能、保証不可)
コネクタ設置に当たって極性を確認したところ製品側は丸い形状の端子がプラスのようです。
これでもまだ気になる長さですが、普通なら束ねて取り付けがデフォでしょうから気ににないことにします。
接続前に車体側で電圧を最終確認。
最終的にはシート下にこのように収まりました。
雨対策はまだですが晴天時の走行は問題ないでしょう。
あとはシートのフレームに接触する部分と配線類が干渉しないか確認しながらシートを戻して作業完了。
スマホ充電、カメラ設置もOKなエイプ
イジるだけでなく乗ることもバイクの楽しみとの大らかさにより、構想から設置まで1年に及んだエイプ直流取出しとUSB電源設置の作業は大きく前進しました。
防水の課題は残ったままですが、スマホの充電やアクションカメラを使ったツーリングシーンの撮影が可能です。
バッテリーレスのエイプでUSB電源を使った機器が利用できるのは、まるで小さな夢が実現できたような達成感が得られました。
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