バイクに乗るなら手巻きの時計がテンションあがる

ピストンと手巻き時計

バイク用のウェアのほとんどは袖が長く、グローブにも隠れてしまうので走行時の腕時計はライダーにとってあまり意味がなさそうです。

それでも、時計はファッションアイテムだし身につけていたいという方も少なくないでしょう。

またツーリングなどでも食事や休憩の時間では時計を持っていないと不便に感じる場面はありそうです。

機能的に無難なデジタルウォッチ

バイクと機械式の腕時計

バイクを運転するときにハンドルを握る腕には振動が伝わり、車種や排気量によっては結構なものになります。

他にも、真夏の高温や降雨による水濡れなどバイクの乗車中にさらされる腕時計の環境というのは過酷なことが想定されます。

それらを考えると、バイクに乗る際にもっとも適してる時計としてはG-SHOCKなど耐衝撃性や防水性などに優れたデジタルウォッチが評価できます。

しかし、エンジンや走行時の振動が原因で時計に負担がかかってしまうバイクはあまり快適な車種ではないのも事実。

今の時代なら身につけている人も多いスマートウォッチで充分かと思われます。

ライダー向きではない腕時計

逆にバイクに乗る際にお勧めできない時計には次のようなものがあげられます。

  • 本体がが大きめなダイバーズ
  • 白い文字盤のアナログウォッチ

車種によってはハンドルの形状、傾きで時計のリューズが手の甲側に当たりやすかったりするため、いわゆるデカ厚のダイバーズなどはバイクには向かないことがあります。

とくにリューズが4時位置(斜め下)ではなく3時位置のモデルでスポーツバイクに乗る際は注意したいところ。

また、白い文字盤の時計は強い日差しのもとで信号待ちのとき時間を確認したいとき太陽光が反射し眩しく感じたりすることがあります。

一部の大人世代しか該当しないかもしれませんが、車と違って屋根を持たないバイク特有の事情とも言えるでしょう。

バイクと機械式時計の共通点

バイクは乗ることで爽快感や楽しさを感じられる乗り物ですが、一部のバイク好きにとっては、車と違いエンジンという機械にタイヤが付いただけの単純なスタイルに魅力を感じる方もいらっしゃると思います。

往復運動をする腕時計のパーツ

そんなバイクの機械的要素に所有感や喜びを感じるユーザーにっとては、普段使いの時計は機械式の自動巻き時計だという人も割と少なくないのではないでしょうか。

バイクも自動巻き時計も、触れることで心地よさや喜びを感じる機械であるという点では共通しています。

しかし、一定の条件のもとでは自動巻きの腕時計を身につけてバイクに乗る際に難点が存在します。

バイクに乗っている間は腕につけている時計に動力を蓄えるほどの運動をしないため自動巻き時計が止まってしまうということが希に起こりえます。

たとえば、普段の平日はデスクワークが中心で腕の振りが少ない状況で、休日にはバイクに乗るといったケースで心配される事象です。

車と違って、バイクの右左折では思ったほど腕の動きはありません。

バイクに乗っている間は時計が稼働していても休憩中や乗り終わったその日の夜などは要注意です。

最新の自動巻き時計では、ゼンマイに蓄えられる駆動時間(パワーリザーブなどと呼ばれる)が長くなっていて心配は少ないようですが気をつけたい部分です。

乗るときの気分重視なら手巻きに限る

バイクに乗るときに限らず自動巻きの時計は活動的でない日があると止まってしまいます。

その都度、リューズを回して手で巻き上げれば良さそうですが、もともと自動巻きを前提にして作られた時計の機械では内部の構造上、頻繁な手巻きは推奨されていません。

そんな事情から機械好きの方がバイクに跨がるシーンに向いてそうなのが手巻きの機械式時計です(自動巻きのローターが無い手巻きだけの腕時計)。

手巻き時計のリューズ

大きな竜頭が特徴の手巻き時計

現行のモデルでは数が少なく探すのも大変ですが、その存在感や希少さは当サイトでテーマにしている空冷単気筒に似ている感じがします。

手巻きの腕時計は単純だけど、時計に内蔵される機械の仕組みは長年保たれてきた基本構造に沿った作りを維持しています。

跨がるバイクのエンジンではピストンが上下に往復運動をし続け、腕に巻いた時計の内部では小さなテンワと呼ばれる部品が円周に沿った方向に往復運動を繰り返して時を刻む。

そして、どちらの機械も回転運動を生み出し継続し続けます。

キックスタートのエンジンにも似て最初の動力は人の手を使って巻き上げることで動作が継続されることになります。

手巻き腕時計の機械とバイク

この組み合わせに、どこか面白味やワクワクした気分を感じはしないでしょうか。

バイクの鼓動感と腕には機械によって刻まれる自分だけの時間、これらを軸にバイク好きの自分も心地よいライフワークが維持できそうな気分になれます。

手巻きの時計も長く使うにはメンテナンスが必要で手間がかかるものですが、そうした部分もバイクと似ています。

自分が手をかけて動かしてやることに喜びを感じられるバイクと機械時計の組み合わせ。選ぶ人によっては、そこそこテンションあげてくれる効果が期待できるでしょう。

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